


暗記にはやっぱりスマホ版「Anki」を使っていれば間違いないんでしょ?


僕もそう思って使い始めたんですが、その答えは半分ホントで半分ウソなんです!



でもいろんなサイトで「Anki」ってすごい!!って評判よね...ちがうのかしら?
確かに、「Anki」はとてつもなく優秀なアプリです。
でも
とにかく最初の設定方法がむずかしい!
みなさんも経験してると思いますが、アプリの使い始めは
とにかく色んなボタンを押してみますよね?
「共有デッキをダウンロード」
「ノートを追加」
「フィルターデッキを作成」
「ノートタイプを管理」
ボタンを押せば押すほど出てくる意味不明ワード
こんなに面倒なら...と挫折する人が多いのが「Anki」アプリ!!優秀だがその使い方は難解なのが唯一の欠点なのです...
もちろん
スマホ版「Anki」には「ヘルプ」の中に説明書やビデオがあり丁寧に解説されています。
だとしたらなぜ、わざわざこのページで解説するのかというと
「Anki」ヘルプの説明は丁寧だけど、文字だらけでわかりにくい!
動画解説を観ても英語🇺🇸でしゃべってる...
加えて
「Anki」は機能がありすぎて超ムズカシイ!
その中から自分にあった方法を見つけるのは時間がかかって面倒ですよね?


そんな計画を立てている暇があったら一つでも多く覚えたい😭
と思っている人は多いのです。
ということで今回は
勉強では現時点では暗記アプリの最高峰と呼び声高い
スマホ版「Anki」アプリを使いたいけど



説明書をいちいち読むのは面倒だわ💦
と欲張りな人に向けて7年間の教員経験を駆使してスパっと簡単&完結に解説しています!
このページをどんどん下にすすめていくだけで
あれよあれよと10分以内に学習できるようになってしまいます✨
暗記カード作り
自分にあった形にカスタマイズ
カツセカでは画像を多く載せ、
直感的に作業できるようにしているので一緒に準備していきましょう👍
たった10分で使えるようになります!!
目次
1.インストール
<設定時間目安 : 約2分>
ここではインストール方法を紹介していきます。
作業手順は①〜②です。
①アプリダウンロードページを開く
iPhone/iPad 3,060円(AnkiMobile Flashcards)
Android 無料(AnkiDroid Flashcards)
②インストールをクリック
これで、スマートフォンの画面に「Anki」アプリがインストールされたと思います。
2.「Anki」の設定
いよいよ暗記カードづくりをしていきますが、ここでは大きく2種類の人に分けて記事を書きました。
自分で作りたい人向け(オリジナル重視)
暗記カードの自作が面倒な人向け
<設定時間目安 : 約8分>
ここでは時間短縮したい人に向けた暗記カード作りを紹介してます。
作業手順は①〜④です。





①アプリの起動
1.「Anki」アプリをタッチして開く
初めてアプリを開く場合は
2. アプリからのメッセージが表示される→OK(画像1枚目)
3. SDカードへのアクセスを許可しますか?→許可(画像2枚目)
*暗記カードを登録する際に、スマホに入っている画像を使えるようにするためです。
3枚目の画像の状態になれば第一段階クリアです。
②共有デッキをダウンロード
1.「+」ボタンをタッチ(画像1枚目)
2.「共有デッキをダウンロード」の「⬇️」をタッチ(画像2枚目)
すると画像3枚目のページが出てきます。
これは、他の人が作成した単語カードが数多くシェアされている場所です。
自分の求めるカードを探してダウンロードしていきましょう。
③欲しいデッキ(単語カード)をダウンロードする
1. 欲しいデッキを検索➡️タッチする(画像1枚目)
*言語学習なら 【学びたい言語名 + japanese】 と検索するといいでしょう。
2. 下にスクロールし、「Download」をタッチ(画像2枚目)
3.「ダウンロードしますか?」➡️「ダウンロード」をタッチ(画像3枚目)
*共有デッキは6000ほどあると言われています。選ぶのでも一苦労ですよね。
外国語を勉強する時には
必ず「音声と画像付き」のデッキを選んでください。
科学的に学習効果が高まると言われています。
・英語学習者なら
➡️TOEIC Vocab - English for Japanese - 日本人のための英語コース
が整ってて使いやすそうでした。
④共有デッキを「Anki」アプリの中にいれる
1. デッキをダウンロードしたら、「開く」をタッチ(画像2枚目)
2.「アプリケーションを選択」画面では「AnkiDroid」と「常時」をタッチ(画像3枚目)
3.「インポート」表示➡️「追加」をタッチ(画像1枚目)
4.「カードをインポートしました」表示➡️「OK」(画像2枚目)
すると、デッキ(フォルダ)が入っています!(画像3枚目)
これで設定は完了しました✨
使い方はとっても簡単!
1. デッキ名(フォルダ)をタッチ
2. 「解答を表示」をタッチ➡️画像3枚目の画面が出てきます。
3. 自分の理解度に応じて、「もう一度」「普通」「簡単」のボタンをタッチ
*「1分」「10分」「4日間」は次に同じ問題が出題されるタイミングのことです。





これから、「Anki」を使って、効率よくじゃんじゃんライバルに差をつけていってください!
*最初は新規カードの学習枚数が20枚程度に設定されていますが、増やしたり減らしたりすることもできます。
カスタマイズ方法を知りたい時は、ブログの下方で解説しているのでご覧下さい✨
暗記カードを自作する人向け
<設定時間目安:約12分>
ここでは時間短縮よりも、より使いやすく自分専用のオリジナル暗記カードを作りたい人に向けた暗記カード作りを紹介してます。
作業手順は①〜③です。
①アプリの起動
1.「Anki」アプリをタッチして開く
初めて開く場合は
2. アプリからのメッセージが表示される→OK(画像1枚目)
3. SDカードへのアクセスを許可しますか?→許可(画像2枚目)
*暗記カードを登録する際に、スマホに入っている画像を使えるようにするためです。
3枚目の画像の状態になれば第一段階クリアです。
②「デッキ(暗記カードフォルダ)を作成」
1.「+」ボタンをタッチ(画像1枚目)
2.「デッキを新規作成」をタッチ(画像2枚目)
3.「好きな名前」を入力→OK(画像3枚目)
*「中間テスト 英語」/「マーケティング」/「資格」など用途に合わせてネーミングするとよいでしょう。
③暗記カードを作る
1.「+」をタッチ→「ノートを追加」をタッチ(画像2枚目)
2. ノート設定画面がでる(画像3枚目)
*画像3枚目にあるデッキを変えると作成した暗記カードを保存するデッキ(フォルダ)が変更できます。
3.「Front」(表面)に覚えたいものを入力(画像1枚目)
4.「Back」(裏面)にその答えを入力(画像1枚目)
*画像や音声を追加するなら
5.「📎(クリップ)」をタッチ➡️「画像を追加」「音声ファイルの追加」をタッチ(画像2枚目)
6.「ギャラリー」のタッチ➡️スマホに保存されている画像を追加(画像3枚目)
8.「ギャラリー」の中から追加したい画像を選択(画像1枚目)
9. OKならば右上の「✔︎」をタッチ(画像2枚目)
10. OKならば右上の「✔︎」をタッチ(画像3枚目)
*「img~~」とは画像データの名前ですので、これがあれば画像が入っています。
*英単語やその他の外国語のカードを作る時には、
「Front」に「単語」と「音声」
「Back」に「単語の意味」「例文」「画像」を入れると学習がスムーズに行えると思います。
次の1枚目の画像をみると、デッキの中にカード登録されていますね!
これで設定は完了しました✨
使い方はとっても簡単!
1. デッキ名(*ここでは「カツセカ」)
2.「解答を表示」をタッチ(画像2枚目)
➡️画像3枚目の画面が出てきます。
3. 自分の理解度に応じて、「もう一度」「普通」「簡単」のボタンをタッチ
*「1分」「10分」「4日間」は次に同じ問題が出題されるタイミング





これから、「Anki」を使って効果的にどんどん学習を進めていきましょう!
3.Ankiをあなたに合わせて簡単カスタマイズ
勉強を進めていくうちに、Ankiアプリに少し不便さを感じてきませんか?
ここからは、
あなたの学習スタイルに合わせてAnkiを少し使いやすくする簡単なカスタマイズ方法を紹介します。
一日にできる問題数が多い/少ないと感じた人向け
<設定時間目安 : 約3分>
勉強を進めていくうちに



時間があるから、もうちょっと出題カードを増やしても大丈夫かな🌟


忙しくなってきて出題数が多いなぁ💦
と思っているのならこのページで解決しましょう!
初期設定の新規カード出題枚数は20枚に設定されていることが多いです。
学習を重ねるごとに、新規カードに加え復習しなければいけないカードも自然に増えてくるので、学習量を調節したい人向けの解説です。
1日あたりの新規カード出題枚数の上限を変更する方法
1. 青文字で書かれた数字が新規カード出題数です。(画像1枚目)
*画像では「20」となっているので、その日に出題される新規カードは20枚が上限となっています。
2.「新規カード出題枚数」を変えたいデッキをタッチ(画像2枚目)
3. 右上の⭕️で囲んだところをタッチ(画像3枚目)
各項目が出るので
4. 一番下の「オプション」をタッチ(画像1枚目)
5.「新規カードと基本学習」をタッチ(画像2枚目)
6.「一日あたりの新規カード出題枚数の上限」をタッチ(画像3枚目)
「一日あたりの新規カード出題枚数の上限」をタッチすると変更画面が出てきます。
7. 自分のスケジュールに合わせて、好きな数字を入力(画像1枚目)
*例えば「300」と入力(画像2枚目)
3枚目の画像のように⭕️で囲まれた数値が「入力した数字」に変わっていれば完了です✨
自分の許容量に合わせて、無理せず学習していくのが続けるコツです✨
いつも決まった項目で暗記カードを作りたい人向け
<設定時間目安 : 約10分>
初期設定では下図のように、暗記カードを作る時に「Front/Back」の項目しかありません。
これでも、音声や画像は挿入できるので問題はないのですが、
久しぶりに新しいカードを登録しようと思った時
ふとっ


あれ、暗記カードにどんな項目登録してたかしら😥
と必ず思うようになってきます😭
「単語と意味、画像まで登録してたのは覚えてるんだけど💦
あとなんだっけ〜・・・💦」
もちろん、問題を解いていくうちに「あぁーそうだった、そうだった」と思い出してきますが、
毎度毎度そうやって確認するのは面倒じゃありませんか?
そんな時のために
あらかじめ項目を設定してカードを作っていけば困ることがなくなるのでこのページで一緒に設定していきましょう✨
出題内容の項目を増やす方法
ここでは
画像1枚目にある初期設定の「Front」と「Back」の2項目から画像2枚目のように項目を6つに増やしました。
*他にもあなたの学習にあった項目が作れるので参考にしてください。
①ノート項目を追加する
アプリを開きます。
1. 右上の ⭕️ をタッチ(画像1枚目)
2.「ノートタイプを管理」をタッチ(画像2枚目)
3.「+」をタップ
続いて
4.「ノートタイプを追加(追加:Basic)」→OK(画像1枚目)
5.「−好きな名前−」を入力→OK(画像2枚目)
*ここでは「カツセカ基本単語」を入力しました。
6.「カツセカ基本単語」が追加されていることを確認(画像3枚目)
7.「カツセカ基本単語」をタッチ(画像1枚目)
8. 右上「+」をタッチ(画像2枚目)
9.「フィールド追加」に「-好きな項目名-」を入力→OK(画像3枚目)
*【単語、音声、品詞、意味、例文、画像】の項目があればひとまず十分かと思います。
項目の作成はこれで完了です。
②オリジナルの項目が追加されているか確認する
1.「フィールド」に自分で作成した項目が登録されました。(画像1枚目)
*項目を消したい、順番を変えたいなどあれば、その項目をタッチすると「編集画面」がでてきます。
2. アプリのホーム画面を開き「+」をタッチ➡️ノートを追加「+」をタッチ(画像2枚目)
3. ノートタイプを「Basic(or他の名前)」➡️「自分で作成した名前」をタッチ(画像3枚目)
無事に追加されていましたね。
活用するまで、もう少しです。
難しくないので、この調子でがんばっていきましょう!
③出題時のカード表示設定
残念なお知らせですが
オリジナル項目が追加しただけでは、内容を入力しても出題カードに反映されません💦
ここで、反映させるための設定を行っていきましょう。
1. アプリのホーム画面を開き「+」をタッチ➡️ノートを追加「+」をタッチ(画像1枚目)
2. ノートタイプを「Basic(or他の名前)」➡️「自分で作成した名前」を選択(画像2枚目)
3. 「カード:Card 1」をタッチ
*発見できない場合は、画面下にスクロールしてください。
なんかよく分からないアルファベットの羅列が出てきて
「うげっ💦」ってなりますよね。でも安心してください。
「コピー&貼り付け」だけで、何も考えずサッとできます。
4.「表面のテンプレート」をタッチし、以下の文章をコピー&貼り付け
- {{単語}}<br>
- {{音声}}</br>
次で設定は終わりです。
5.「裏面のテンプレート」をタッチし、以下の文章をコピー&貼り付け
6.「✔︎」をタッチ
- {{FrontSide}}
- <hr id=answer>
- {{品詞}}
- <div style='color:blue'>
- {{意味}}</div>
- </br>
- {{例文}}
- </br>
- <div style='width:200px text-align:center'>
- {{画像}}</div>
*これ以外の名前の項目が作りたい場合は、②と③の設定で「-入力した名前-」が対応するように書き換えると、問題なく表示されます。
これで設定は完了しました✨
さらに使いやすくなった「Anki」アプリを使って快適に学習をすすめていきましょう!!
暗記カード出題の期間設定を変えたい人向け
<設定時間目安 : 約3分>
「Anki」を使って問題に取り組むと
以下の3種類が出てきます。
1分後・10分後・4日後
10分後!?ってすぐじゃん。と思いましたよね?
エビングハウスの忘却曲線から考えると、覚えてしまった10分後に行うのは効果が薄いです。
そして、「簡単」を選べば「4日後」になり、これではほぼ完全に忘れてしまいます。
「10分後」に復習なんて意味の薄いことは直ちにやめたいですよね?
*記憶が消えてしまう早さを忘れてしまった時はこちら
ということで、次は
復習のタイミング設定をカスタマイズ
まず初めに、復習の期間設定を変えたいデッキ(フォルダ)を選択します。
1. 右上の ⭕️ で囲んだところをタッチ(画像1枚目)
2.「オプション」を選択(画像2枚目)
3.「新規カードと基本学習」をタッチ
4.「学習ステップ(分)」を選択(画像1枚目)
5. 初期設定の「1 10」を「1 指定したい分数」に変更(画像2枚目〜3枚目)
*例:「1 10」 → 「1 1440」 1分後と1日後(=1440分)
*テストまでの期間によって、復習のタイミングは変わるので、こちらのの記事を参考に時間を設定してください。
これで期間設定は完了です✨
無事に復習期間設定が変わっているか一緒に確認していきましょう。
6. 設定を変更したデッキ(フォルダ)で学習を開始
7.「解答を表示」をタッチ
「普通」と書かれた上に「1日間(設定した期間)」が反映されていれば成功です!!(画像3枚目)
復習のベストタイミングは「忘れかけた時」です。
すっきり覚えている時でも、すっかり忘れた時でも❌のようです!
これで、より効果的に学習が行えるようになったと思います。
ここまで大変お疲れ様でした。
快適な学習ライフを応援しています。
最後に補足です。
音声ファイルはFORVOで無料入手!
英語や他の言語でも音声を聞いて学習した方が効果が高いのは明らかのようです。
でも、まさか自分の声を録音して載せるわけにはいかない
やはりネイティブな発音がいいと思いますよね。
そこで、簡単に音声が入手できるサイトを発見しました。
無料登録するだけで、無料で音声データが手に入ります。
結局このAnkiアプリは使った方がいいの?
これまで、数々の分散学習アプリを試してきましたが
「Anki」アプリは最強といっても過言じゃないと思います。
PC版なら無料ですし、
Andoroidのスマホアプリでも無料で手に入り
家ではPC、外ではスマホで同じデータを使って学習できるのがとてつもなく便利です!
*iPhone/iPadは約3000円と有料ですが...
選ぶなら間違いなく、【Anki】がいいと思います。
ただ、設定方法がやっかいなのでこの記事と
以下の記事を見ながら行うと「約10分」で使える状態になるので参考にしてみてください。
最後に
今、目指しているものがある人も、これから見つける人も
カツセカブログでは快適なあなたの学習ライフを応援しています。





最後まで読んでくれてありがとうございました。
皆さんの学びのお役にたてられたのなら幸いです✨
InstagramやYouTubeでもDIYや海外生活の様子がみられるのでチェックしてくれると嬉しいです✨