今日のテーマはコチラ↓


確定申告、確定申告、確定申告って言ってる人いるけど、正直全く意味がわからないの。


私たち教員も確定申告しなきゃいけないの?カツセカさん。








教員なら、医療費が10万円超えたり、ふるさと納税をしたりする人なら確定しないと損ですよ。




え...そうなの????....
教員や会社員は基本的には、定申告する必要はありませんが、
副業による収入が20万円を超える時(株とか)
年収が2000万円を超える時(教員はまずないですね😭 )
家族の合計医療費が10万円を超える時
ふるさと納税をしている時
失業(払いすぎた所得税が戻ってるかも)
など、いくつかの場合においては「確定申告」をするのが必須だったり、
「確定申告」すると払いすぎた税金が戻っきたりすることもあります。
つまり、確定申告とは「税金を安くできる」方法でもあるんです。
特に、退職・失業して収入の目処が立っていない人は必ずといっていいほど「払いすぎた税金」が戻ってくるので「確定申告」は絶対やったほうがいい!!と思います。
目次
稼ぐ力はあるがお金を守る力がないと資産は残せない
毎年数千、数億の売上をあげる経営者は当然のように稼ぐ力を持っています。
しかし、お金を守る力のない人がほとんど。
大事なのは、売上を伸ばすことよりも、利益を残すこと。
売上が年商1億円でも人件費・原価・税金などで利益が全然残らないなんでざらにあるようです。
お金を残すスキルがなければいくら稼いでもすぐになくなってしまいます。
そういう人は、一生働き続けなければならないということです。


でも、そもそも稼げないとねぇ〜








みんながそうおっしゃるんですが、本当はそうじゃないんです!








僕ら一般人でも、この知識を得ることで10年先には何百万も節約できるようになります。
お金を守るスキルは「財務知識」と呼ばれ、
今回のテーマである「確定申告」の中にもある「控除・税知識」もお金を守るスキルの一つです。
洗剤やお肉の値段を日々チェックするのも大事ですが、まずは税金を安くすることから始めてみませんか?
こちらの方がはるかに節約できる手段なのです。
それでは、これから「確定申告」について学んでいきましょう!
ちなみに、ここでは記入方法だけを解説するのではありません。
どうやったら、「節税(お金を守る)」ことができるのかも、税理士のアドバイスをもとに解説していくので、お金を守りたい人は、読み進めることをお勧めします。
「控除」についてまだ知らないというあなたはコチラ↓
では、さっそく「確定申告」について詳しく見ていきましょう。
確定申告って何?
前提として、確定申告は一定の基準を満たした人は「必須」であり、
ただ「申請」しただけで誰でも、お金を守れる(節税)というものではありません。
お金を守るスキル(知識)を持った人が、作戦通りに記入していくことで「節税」できるということだけ勘違いしないようにお願いします。
確定申告とは、1月1日〜12月31日までの
1年間分の確定した所得を申告する
ものです。
年収と所得は違うの?
公務員や会社員の場合と個人事業主、フリーランスでは、年収は同じですが所得の考え方が少し違います。
※個人事業主とは会社ではないけど、「開業届」を出した人のことでフリーランスもこの一部です。
【公務員、会社員の場合】
年収とは1/1〜12/31の間にもらった
1年間の「給与、賞与、手当(通勤手当は除く)」
のことを指します。
所得とは
給与所得控除後の金額
つまり
年収から給与所得控除を引いた金額のことをいいます。
そもそも「給与所得控除」とは
サラリーマンの経費と呼ばれる「カバン、PC、靴、スーツ、教材費」など学校や会社には請求できない費用を、年収から引いてくれて税金を安くしてくれるシステムです。
この金額を求める計算式もありますが、国税庁HPに年収を打ち込むだけでわかる計算機を使うのが便利でしょう。
自分の「給与所得控除後の金額」が知りたい方はコチラ
→国税庁HP「給与所得控除」のページ下部→「3. 給与所得者の特定支出控除の特例」にある計算機を使うと一発です!
もっと詳しく知りたい方はコチラ↓
【個人事業主、フリーランス場合】
年収とは1/1〜12/31の間の
1年間の「売上」
のことを指します。
所得とは
売上から経費を差し引いた金額
のことを指します。
確定申告によって、1年間分の確定した所得を報告することで、所得税や住民税などの税金額が決まるという仕組みです。
確定申告をしないと逮捕もありうる


ちょっとくらいの儲けだからバレないよね。
と思っている方は、お気をつけください。
大きく儲けが出た時を狙っているのが税務署さん。
税務監査と呼ばれる調査は、毎年入るわけではありません。
税金は、過去3年間(悪質の場合、過去7年間)をさかのぼって調査されます。
脱税がバレれば滞納ということになり、「破格の税率で追徴」、最悪の場合「逮捕」されることもあります💦
芸能人でも、「脱税」で恐ろしいニュースが流れていますよね。
大人しく、「確定申告」しておくのが安全かも....
こわいこわい...😭
対象者
対象者には、
確定申告を必ずしなければならない人と、
確定申告しなくてもいいけど、した方が税金が安くなる人がいます。
確定申告が必須の対象者
確定申告を必ずしなければならない人は以下の通りです。
給与が2ヶ所ある人
給与が2000万円以上ある人
副業している人(年間20万円以下でも、住民税に関する申告は必要)
昨年、会社を退職した人
住宅ローン1年目
医療費控除やふるさと納税した人
不動産収入がある人
株や不動産を売却した人
申し込み期日
申し込み期日は毎年
2/15〜3/15
となっています。
令和3年はコロナの影響のため、その期日が4/15まで延長されたようです。
還付申告
ここでの、還付とは払いすぎた税金が戻ってくる申請についてです。
例えば、10万円以上の医療費があったにもかかわらず、申請していなかったなどがあれば間に合います。
これは、過去5年間を遡って申請することができるようです。
必要添付書類
必要書類は、申請内容によって違います。
全員が必要なのは4種類
源泉徴収票
保険料控除証明書(年金や健康保険)
マイナンバー(個人番号)の記載
本人確認書類の提示または添付
その他の対象者だけ必要なもの4種類
生命保険料控除証明書(生命保険料控除)
1年分の医療費に関する領収書(医療費控除)
ふるさと納税の受領書(寄附金控除)
住宅ローン控除に関わる資料
小規模企業共催等掛金
これらを「添付書類台紙」に添付し提出します。
引用:国税庁HP「添付書類台紙【令和2年分以降用】」
申告用紙の種類①
申告用紙の種類①は3種類あります。②は後述します。
申告書A:会社員や年金受給者、ふるさと納税だけ、医療費控除だけの人
申告書B:個人事業や不動産収入のある人
分離課税用: 不動産や株の売却をした人
副業している人は書類をどう選ぶ?
ポイントは、事業所得(継続的な稼ぎ)があるか、「開業届け」を出しているかどうかです。
メルカリなどの転売で、不定期な収入である場合は雑所得扱いとなるので申告書Aを選んでください。
不動産収入のような継続的な稼ぎがある場合や、個人事業主として「開業届」を提出している場合は事業所得であるので申告書Bを選んでください。
入手方法
申告書の入手方法は国税庁HPにてダウンロードできます。
ダウロードしたい方はコチラからどうぞ
→国税庁HP 「確定申告書等」
しかし、税理士によるとダントツで
e-Tax(インターネットで確定申告)
で確定申告するのがおすすめのようです。
おすすめの理由はのちほど。
分離課税用の「分離課税」ってなに?
税金には、
「総合課税」と「分離課税」
というものがあります。
総合課税とは、
色んなものを合わせて一緒に計算(損益通算)して黒字か赤字を決めていいもの。
分離課税とは、
同じ種類のものでしか損益通算のできないもの。
例えば、給与所得と不動産所得はともに総合課税です。
給与が20万円で不動産で-10万円になった時、その年の所得は10万円にすることができ、10万円が課税対象となります。
しかし、分離課税の場合、所得(総合課税)と株式の売却(分離課税)は共に計算ができません。
たとえ、所得が20万円、株式の売却-10万円だったとしても、それぞれに税金がかかるようになります。この場合は、株式が赤字なので、所得のみが課税対象。
※仮想通貨は雑所得であり、雑所得内であれば損益通算ができます。通常の所得になるので、累進課税により最大55%(所得税+住民税の10%)が課せられます。
株式の場合は、一律20%の課税です。
確定申告の提出方法
確定申告の提出には3つの方法があります。
1つ目は、税務署に自分で持参して提出する方法です。
2つ目は、郵送で提出する方法です。日付印が有効で、簡易書留が安全・安心です。
3つ目は、税理士が最もおすすめする「e-Tax(インターネットで確定申告)」で行う方法
書面だと自分でやらなければならいない計算も自動で行ってくれることや、書面では最大55万円までの控除しかないのに、e-Taxでおこなうと最大65万円の控除になるという特典付きのようです。
計算もラクで、控除額も10万円UPするなら「e-Tax(インターネットで確定申告)」でやらない手はないでしょう!!




インターネット...でも...確定申告の書き方わからないし、税務署に行く方が教えてくれるから安心よね?








ちょっとストップーー❗️おかあさーーん🔥
税務署に言って聞くのは戦地に赴くものですよーー💦
なぜ戦地なんて大袈裟な言い方をしたかというと、
税金をできるだけとりたい税務署側
税金をできるだけ安くしたい私たち
そもそも、目的の違う同士が交わるのですから、「どうやったら税金を安くできますか?」なんて借金取りに「借金どうやったら減りますか?」と聞くようなものです。
聞いても素直に答えてくれないでしょう。




そうよねぇ。
でも...書き方わからないし、どうしたらいいのかしら?








安心してください、だからこそのカツセカBlogです。
基本的な書き方から、税理士直伝の節税テクニックを紹介していきます。
還付・納税手続きの方法
払いすぎた税金には、還付(過払金が戻ってくる)される場合があります。
また反対に、足りない分の税金や決定した税金を納める場合もあります。
還付の場合
講座の記入を忘れないようにしましょう。
納付の場合
①現金:納付書3/15まで
②口座振替(3/15以降は引き落とし)
③クレジットカード(手数料が発生)
の3つの中から支払い方法を選びます。
次からはいよいよ、確定申告の書き方!!
税理士直伝のテクニックも織り交ぜて紹介していきますので楽しみにしていてください!
申告用紙の種類②(白と青)
ここからはいよいよ、確定申告の選び方を解説していきます。
税理士直伝のテクニックも織り交ぜていますので、一緒にやりながら覚えていきましょう。
白色申告と青色申告について
確定申告の書類には、
申告書①「確定申告書A/B」
申告書②「収支内訳書(白色申告)/青色申告決算書(青色申告)」
と呼ばれるものから、各種一つずつ選び①②の2種類を提出することになります。
白色申告と青色申告の特徴は以下の表をご覧ください。
白色申告 | 青色申告 | |
開始の届出 | なし (誰でもできる) |
・青色申告承認申請書 ・開業届 |
確定申告の 提出期限 |
2月15日〜3月15日 ※令和3年はコロナのため4/15まで延期されました。 年によって期限日が異なる場合があります。 詳しくは国税庁HPをご確認ください。 |
|
提出書類 | ・収支内訳書 ・確定申告書A/B |
・青色申告決算書 ・確定申告書B |
提出先 | お近くの税務署 | |
提出方法 | 持参・郵送・e-Tax(ネット)による電子申告 |
青色申告を出すには、開業届を出した「事業主」である必要があるようです。
会社員で、副業(開業届なし)している場合は、自動的に白色申告となります。
白色申告と青色申告のメリット・デメリット
白色申告 | 青色申告 | |
メリット | ・事前の申請がいらない (誰でもできる) ・帳簿付けがシンプル ・記入項目が少ない ・経費*も扱える (*家賃や電気代の一部、車、ガソリン代など) |
・最大65万円の特別控除がある ・青色10万円控除 ・赤字の場合3年間の繰越が可能 ・家族への給与が全額経費 ・30万円未満の減価償却資産は一括経費 ・税金を軽減する特典がある ・経費*も扱える (*家賃や電気代の一部、車、ガソリン代など) |
デメリット | ・最大65万円の特別控除がない ・税金を軽減する特典がない |
・事前の申請が必要 ・帳簿付けが複雑(複式簿記) ・記入項目が多い |
表にもあるように、青色申告は白色申告と比べ
・事前の申請が必要
・帳簿付けが複雑(複式簿記)
・記入項目が多い
などのデメリットを克服すれば、
最大65万円の特別控除
青色10万円控除
赤字の場合3年間の繰越が可能:利益の出た年に多額の税金を払う繰越調節
家族への給与が全額経費
30万円未満の減価償却資産は一括経費:本来10万円以上の資産は耐用年数に応じた期間でのみ経費かできるが、青色の場合は30万円未満なら一括で減価償却
税金を軽減する特典がある
経費*も扱える:白色→使用が認められないと❌ 、青色→必要なことが認められればOK
(*家賃や電気代の一部、車、ガソリン代など)
特に、直接金額に関わるのが青色申告です。
たった、数枚の書類が65万円に変わるといってもいいのですから、青色申告できるならしない手はないでしょう!という税理士のアドバイス。
白色申告に向いている人
ただ、いくら青色申告の方が良いと言っても、以下の条件の場合は青色申告という手間を取ってもメリットはなく、白色申告で十分なようです。
売り上げが〜300万円前後もしくは赤字の人
となっています。
今回はここまででかなりのボリュームになってしまったので、続きは次回にします。
次回は「確定申告応用編」として、実際に確定申告書の書き方について解説していきます♬
もちろん、税理士直伝の節税テクニックもふんだんに盛り込んでいくのでお楽しみに!
【まとめ】時間のない人は⬇️ココだけでOK
ここまで説明したことを簡単にまとめます。
【確定申告って何?】
確定申告とは、
1年間分の確定した所得を申告する
ものです。
年収と所得の違いを知りたい方はコチラ→年収と所得は違うの?
【対象者と申し込み期日】
対象対象者はコチラ↓✨
給与が2000万円以上ある人
副業している人(年間20万円以下でも、住民税に関する申告は必要)
昨年、会社を退職した人
住宅ローン1年目
医療費控除やふるさと納税した人
不動産収入がある人
株や不動産を売却した人
申し込み期日は毎年
必要添付書類
全員が必要なもの4種類
保険料控除証明書(年金や健康保険)
マイナンバー(個人番号)の記載
本人確認書類の提示または添付
その他対象者が必要なもの
1年分の医療費に関する領収書(医療費控除)
ふるさと納税の受領書(寄附金控除)
住宅ローン控除に関わる資料
小規模企業共催等掛金
詳しくはコチラ➡️必要添付書類
申告用紙①と②
申告書①の中から一つ選ぶ
申告書B:個人事業や不動産収入など継続的な収入のある人
分離課税用: 不動産や株の売却をした人
申告用紙②の中から一つ選ぶ
青色申告決算書(青色申告)
詳しくはコチラ→申告用紙の種類① 、申告用紙の種類②(白と青)
白色申告と青色申告の詳細
白色申告 | 青色申告 | |
開始の届出 | なし (誰でもできる) |
・青色申告承認申請書 ・開業届 |
確定申告の 提出期限 |
2月15日〜3月15日 ※令和3年はコロナのため4/15まで延期されました。 年によって期限日が異なる場合があります。 詳しくは国税庁HPをご確認ください。 |
|
提出書類 | ・収支内訳書 ・確定申告書A/B |
・青色申告決算書 ・確定申告書B |
提出先 | お近くの税務署 | |
提出方法 | 持参・郵送・e-Tax(ネット)による電子申告 | |
メリット | ・事前の申請がいらない (誰でもできる) ・帳簿付けがシンプル ・記入項目が少ない ・経費*も扱える (*家賃や電気代の一部、車、ガソリン代など) |
・最大65万円の特別控除がある ・青色10万円控除 ・赤字の場合3年間の繰越が可能 ・家族への給与が全額経費 ・30万円未満の減価償却資産は一括経費 ・税金を軽減する特典がある ・経費*も扱える (*家賃や電気代の一部、車、ガソリン代など) |
デメリット | ・最大65万円の特別控除がない ・税金を軽減する特典がない |
・事前の申請が必要 ・帳簿付けが複雑(複式簿記) ・記入項目が多い |
詳しくはコチラ→白色申告と青色申告のメリット・デメリット、白色申告に向いている人








今回の記事はここまで!お疲れ様でした。
これらのことを知らなかったカツノリは確定申告の時、とてつもなく焦りました💦
実は、教員で「確定申告」の知識がある人はほぼ皆無😭
これを知ったあなたの「価値」は確実に高まっています❗️❗️
悩んでいる友達や家族、知人の、力になってあげられるのは、あなただけです。✨
もしあなたの時間がない時は、是非「カツセカBlog」を紹介してください。
このわかりやすさと、痒いところに手が届く記事を見て必ず、喜ばれるでしょう✨
最後に「退職」した後は特に「知恵や作戦」が必要です。
何も知らないで稼ぎ始めるよりも、数倍得する方法があることを知りました。
今後もカツセカBlogでは特に「退職した教員」にとって有益な情報を掲載していきますのでブックマーク!!よろしくお願いします。
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