元教員が語る裏話と転職に役立つ情報

【教員退職理由Top5】こうなったらあなたも辞めるかも❓❗️現役教員の「退職理由」と「退職率」Top5

【教員退職理由Top5】

カツセカ

カツセカDIY Studio代表 DIY・ブログ・科学を愛しています。 大学院卒で小学校に就職(2・5・6年担任)→2年間エクアドルで教師をする→帰国後、小学校で働く(5年・特支担任)→退職→プロDIYerとして活動  普段は札幌を中心に、DIY情報をブログで書きながら生きています。

悩むおばさん

仕事やめたい。

ふとした瞬間に浮かんでくるこの気持ち

それは、
一年目の教員でも
数十年のベテラン教師でも同じように抱く気持ちです。
もし今、あなたの脳裏に「辞めたい」という言葉が浮かんでいても決して珍しいことではありません。

では
みんなは、どんな理由で先生を辞めていったのか見ていきましょう。

年間教員退職人数と理由Top5

2019年度に文部科学省が行った学校教員統計調査によると、

教員の退職人数は年間約25,000人だそうです。
(定年退職、死亡、その他を含むと約46,000人)
学校教員統計調査 2019年度 教員移動調査

退職理由【Top5】

教員を辞めていった理由Top5はこちら⬇️
【図】教員の退職理由Top5

第①位・・・「転職」(約8,000人)
第②位・・・「家庭の事情」(約6,000人)
第③位・・・「病気」(約1,800人)
第④位・・・「職務上の問題」(約400人)
第⑤位・・・「大学入学」(約150人)
*定年退職、死亡、その他の理由を除いています。

第1位・・・「転職」(約8,000人)

やりたいことが他に見つかった人や
更なるステップアップを求めて転職する人も多いようです。
しかし、それだけでなく、教員に対して情熱がなくなったり、精神疾患になる前に辞めて転職する人も少なくないとのこと....

第2位・・・「家庭の事情」(約6,000人)

こちらの理由は十人十色。
例えば、結婚、妊娠出産、育児、子どもの病気、親の介護、パートナーの転勤、家業を継ぐなどなど人によって事情は様々です。

さらに、時々、退職するための「建前の理由」として使われることもあるんだとか...

退職を伝えるときには私も感じましたが、
相当なドキドキさと、きまずさがあるので深掘りしにくい「家庭の事情」を使うその気持ちもよくわかります💦

第3位・・・「病気」(約1,800人)

年間約1100人

これは精神疾患によって辞めていった教員の人数です。

病気の中には、精神疾患(鬱病や統合失調症など)も含まれ、
病気退職者(約1800人)のうちの約60%にあたるようです。

精神疾患の原因も様々ですが、実際に7年間教員をして思うことは、

涙おばさん

やってもやっても終わらない仕事量

心配するおばさん

地域との人間関係

悩むおばさん

保護者・子どもとの距離感

怒りおばさん

職員室の雰囲気や人間関係

など、ストレスは極めて大きいです。

行事や、日常業務などやったほうがいいものが「足し算」的に増え続けているのも事実です。
増やしたものは、長期間に渡って続けていくため文化となり、なかなかやめることができません。
仕事に対する「引き算(廃止)」がしにくい教育の現場。
時間内では仕事が終わらないので、毎日残業だらけ。
土日のどちらか休日出勤するのも、珍しくありません💦

保護者や子どもとの距離感や関わり方は年々難しくなり、なんとか穏便に過ごすので必死という話もよく聞きます。

これらの悩みは若い人だけに通じるものなのでしょうか?
続いて年代別に退職比率をみていきましょう。

退職人数【年代別】

ここでは、20代〜50代の年代別での退職者数を比較していきます。

さて、ここであなたに予想してもらいます。
>20代、30代、40代、50代はA・B・C・Dのどこに入るでしょうか?
*60代は定年退職という理由が多数占めるので、60代は除外しています。

【図】2019年度年齢別 離職教員数(高校以下)問題
答えはこちら⬇️

 

第①位・・・A「20代」(14,050人)
第②位・・・B「50代」( 7,840人)
第③位・・・C「30代」( 7,185人)
第④位・・・D「40代」( 4,642人)
*60代は定年退職者が多数占めるので除いています。

【図】2019年度年代別 離職教員数(高校以下)

退職率の第①位は「20代」

世代別で比べるなら、順当な結果といえるのでしょう。

教員を目指してなった若い人ほど多く感じる、教育現場の理想と現実におけるギャップ。

女性

こんなはずじゃなかったのに...💦

ビジネスウーマン

サービス残業多すぎ

ビジネスマン

夜遅くまで生徒指導たいへん💦

など早々に理想とのギャップを抱く人も多いのでしょう。

特に20代は「退職のきっかけ」として、

ビジネスマン

やりたい仕事ではなかった

ビジネスウーマン

他にやりたい仕事ができた

など、若い世代の退職者の約20〜30%はこのような気持ちを抱いているようです。

新たな道を探すのか、
はたまた更なるステップアップを求めての転職か

どちらにしても、他の世代よりもフットワーク軽く動ける20代ならではの早めの方向転換といえるでしょう。

第2位はなんと、まさかのまさか「50代」!!

これがなんとも驚きの結果でした!
定年退職間近で、残り数年で満額の退職金(2000万近く)を手にする権利を手放してまでの退職
一瞬、度肝をぬかれましたが。

よくよく、話を聞いてみると
早めに退職して元気なうちに、これまで「やってみたかったこと」や「夢」を追って新たな一歩を踏み出す人も少なくないようです。
ものすごくカッコいいですよね?✨

自分だったら、やりたいことがあっても50代で退職という決断ができるのか悩んでしまいます....😰
ここまできたら、定年まで続けてしまうかも。

また、現実的な理由として「親の介護」のためというのも多いらしく、家庭の事情は様々です。

「30代」は第3位

何を隠そうカツノリも退職を決意したのは教員の海外派遣から帰ってきて2年後の31歳です。

カツノリが退職を決めた理由は2つです

一つ目の理由は

疲労困憊

残業につぐ残業、その残業量は教頭先生の次に多く、出勤は7時前、帰りは22時を過ぎることも。
帰宅しても仕事、夢の中でも仕事、学級崩壊の夢をみることも....
当然、寝不足の毎日
徐々に、元気はなくなり教育に対する情熱も薄れ
心も体も激しく疲れてしまいました。
そう思った年に辞めようと思いましたが、退職後の不安は拭いきれず
もう一年続けることに。

二つ目の理由は

興味がもてなくなってしまった

昔から、働くことも縛られることも好きではなかったようで、よく7年もやってこれたなーという感じなんですが
それでも、初任から3年間は授業のことを考えたり、子どもへの手立てを考えたりすることで

「これを試したら明日はどうなるのかな?✨」

とワクワクしていました。
しかし、年々そのワクワクさは薄れ、
3年を過ぎる頃には姿を消していました。

悩むおばさん

え...

これまで、なんとか自分の気持ちをギリギリ保っていた「ワクワク」がどこを探しても見つからない。

どうしても頑張れないというあなたへ

初任の時のように、もっと勉強しなきゃとかもっと面白い授業をつくらなきゃという使命感はあるけれど、どうしても頑張れない

その瞬間から、ダメとわかっていないがらも日々、仕事をこなすだけの毎日が始まりました。
ただただ、毎日をなんとなく乗り切って過ごしている。

そんな日々が続くことで、あることに気がつきました。
この仕事に「興味がもてなくなって」しまったんだなと。
辞める理由としては、

悩むおばさん

「はっ?なにそれ?!」

と、こんなことを退職理由とする子どもに対して保護者の皆さんは納得できないでしょう。

ですが
「興味がもてない」というものは怖いもので、

「興味が持てない」は「意欲」も「やる気」もそして「情熱」もすべてそぎ落とし
「無気力」をもたらしました。

カツノリ

仕事は「義務」であり「苦しみ」

になってしまったのです。

そう思ってしまった後の残り30年、同じ仕事をしていることを想像するとあまりにもゾッとするのではないでしょうか?

年齢を重ねれば重ねるほど、融通は利かなくなりそれはより一層重くのしかかります。

悩むおばさん

でもそんなに簡単に辞めるなんて決められないわ💦

例えば、あなたは
甘いものが嫌いなのに、スイーツのお店をわざわざ探しませんよね?
まして、スイーツ食べ放題なんて行かない。
では、仕事はどうですか?
毎日のように憂鬱になっていませんか?
明日からの仕事に「行きたくないな〜」と思っていませんか?

私たちは、食べたくないものを食べないと決断することは簡単にできるのに、
毎日行きたくないと思っている仕事は、辞めたり変えたりすることは難しい。

アメリカの研究によれば、人間は毎日35,000回に及ぶ「選択」をしています。
数にすれば、その内のたった1回

「退職・転職・起業・休職・副業」

の選択が簡単にできない。

もちろん、仕事を続けながら副業できるのが賢い選択だと思いますが、
教員は公務員
ほぼ「副業禁止」の職業。
SNSでも身バレは防ぎたい。
このように制限をかけるとほとんど何も始められません。

つまり、私たちの悩みの種は

心配するおばさん

仕事はやめたいけど、今の生活レベルは下げたくない

が本音でしょう。
だから、人一倍億劫になり「このままでもいっか」となっているのです。
あーでもない、こーでもないと、理由をつけて本当にやりたいことに向かっていけないのではないでしょうか。

人生一度きり、本当にそれでいいですか?

下記の「退職のきっかけ」ランキングにあるように、
辞めている人たちは案外、
「自分First」な理由でテキトーに辞めているのかもしれませんね。

退職の「きっかけ」Top5

さて、他のみんなはどんなことが「きっかけ」で退職しているんでしょうか。
「en エン・ジャパン」さんが8600名に行った退職アンケート結果があるのでみていきましょう。

2019年にされたアンケート調査
8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。転職理由は「給与」「やりがいのなさ」「企業の将来性」。―『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表―によると、
退職を考え始めた「きっかけ」は5つは

第①位・・・給与が低かった
第②位・・・やりがい・達成感を感じない
第③位・・・企業の将来性に疑問を感じた
第④位・・・人間関係が悪かった
第⑤位・・・残業・休日出勤など拘束時間が長かった

注目は、どれも「自分本位」の理由で退職しているところです。

さらに、ランク外の理由では

ビジネスマン

やりたい仕事ではなかった

ビジネスウーマン

他にやりたい仕事が出来た

こちらは、20代の約20%〜30%の人々がきっかけとして挙げています。

もし誰もが、無責任でなければ、一度自分が就いた会社には最後まで貢献すべきのはずですよね?
しかし、上位Top5どころかそれ以下のものにも、

「自分が会社の役にたてなかったから」という退職理由を示すものはありませんでした。

だとすれば、みんな立派な理由を掲げて「自分の人生のため」に辞めているのです。

【まとめ】退職まで時間のない人は⬇️ココだけでOK

ここまで説明したことを簡単にまとめます。

【退職理由Top5】

第1位・・・「転職」(約8,000人)
第2位・・・「家庭の事情」(約6,000人)
第3位・・・「病気」(約1,800人)

詳しく知りたい方は、この記事内にあるコチラ➡️「退職理由【Top5】」をクリック🖱

【退職人数(年代別)Top3】

第1位・・・「20代」
第2位・・・「50代」
第3位・・・「30代」

詳しく知りたい方は、この記事内にあるコチラ➡️「退職人数【年代別】」をクリック🖱

「カツノリが辞めた理由は2つ」

第1位・・・疲労困憊

第2位・・・興味がもてなくなってしまった

もちろん、話せば他にも色んな理由が見つかります。
でも、決め手となったのは、こんなつまらない理由です。

他の人からは、「甘すぎる。」「根性がない。」「もっと仕事に情熱をもやしなさい。」とか言われましたが、
カツノリはこれでいいと思っています。

退職理由を調べてみると、みんな「自分のことだけ」を考えた理由で辞めてます。
世間体のよい理由をつけるのか、そうじゃないのかという違いだけです。

「辞める」といった行為は、同じなのであんまり自分を責めないでください。
くだらない理由、逃げるような理由をつけたって
きっと、あなたには大切な理由なのです。
人がどうこう言っても気にしないでいいのです。

ただ、自分の生活は自分でなんとかしていかなければなりません💦
そこだけ、カツノリと一緒に心に刻んでいきましょう🌟
更なるメッセージ見たい方は、この記事内にあるコチラ➡️「どうしても頑張れないというあなたへ」をクリック🖱

【退職の「きっかけ」Top5

第①位・・・給与が低かった
第②位・・・やりがい・達成感を感じない
第③位・・・企業の将来性に疑問を感じた
詳細は、この記事内にあるコチラ➡️「退職の「きっかけ」Top5」をクリック🖱

 

カツノリ

今回の記事はここまで!お疲れ様でした。

「やりがい・達成感を感じるために」
「企業の将来性に疑問を感じた」
という一見、立派な理由

「疲れた」「やりたくない」
一見、逃げていると思われる理由

どちらも学校・会社からすれば、「退職(辞める)・転職・起業」されるのに変わりはなく、結局辞めていく存在。

多くの人が
「相手に悪く思われたくない」
「自分が納得したい」
ために、もっともらしい理由を作っているのです。

逃げていると言っている人は放っておけばいいのです。
そのまま、鬱になって病気で休んだり、退職したりする方が今後の人生にとって確実に大きなマイナスになります。

「逃げるは恥だが、役に立つ」

ドラマにもなりましたが、これはハンガリーのことわざです。

自分の戦う場所を選べ

今自分がいる場所、置かれている状況にしがみつく必要はない
自分の得意なことが活かせる場所へいこう
逃げることも選択肢に入れよう

という意味だとか。

教員は「自己都合」で辞めるとさえ伝えれば、その中身を詳しく話したくなければ話す必要はありませんのでご安心ください。(実体験)

それでも辞めるのには勇気や今後の安心感につながる情報がいるはずです!!
そこで、カツセカBlogではコチラ⬇️の記事で

辞めた後の生活って大丈夫かな?
辞表って出すのかな?
退職金っていくらもらえるんだろう?
税金って辞めても払うの!?どうしよう....(住民税、所得税)
健康保険証もなくなるの?!病院通えないよ。(健康保険証)
年金はどうやって払うの?
そういえば、1年間にいくら生活費かかるんだろう。
確定申告?自分で税金の申請なんてできるかなぁ。
ハローワークに行けば失業手当がもらえるってほんと?

最後に「退職」するにも「知恵や作戦」は必要です。
何も知らないで辞めるよりも、数倍得する方法があることを退職して初めて感じました。

今後もカツセカBlogでは特に「教員」にとって有益な情報を掲載していきますのでブックマーク!!よろしくお願いします。

目指すものがある人も、これから見つける人も

カツセカブログではあなたのセカンドライフを応援しています。

カツノリ

最後まで読んでくれてありがとうございました。
皆さんのお役にたてられたのなら幸いです✨

InstagramやYouTubeでもDIYや海外生活の様子がみられるのでチェックしてくれると嬉しいです

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カツセカ

カツセカDIY Studio代表 DIY・ブログ・科学を愛しています。 大学院卒で小学校に就職(2・5・6年担任)→2年間エクアドルで教師をする→帰国後、小学校で働く(5年・特支担任)→退職→プロDIYerとして活動  普段は札幌を中心に、DIY情報をブログで書きながら生きています。

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