勉強法・記憶術

【ぐ〜たら人必読の勉強法】「覚える時間」と「練習する時間」の最適な比率が判明!?|アメリカの研究

「覚える時間」と「練習する時間」の最適な比率が判明!?_アメリカの研究

カツセカ

カツセカDIY Studio代表 DIY・ブログ・科学を愛しています。 大学院卒で小学校に就職(2・5・6年担任)→2年間エクアドルで教師をする→帰国後、小学校で働く(5年・特支担任)→退職→プロDIYerとして活動  普段は札幌を中心に、DIY情報をブログで書きながら生きています。

お母さん、勉強のコツってなんだったか覚えてますか?

とにかく思い出すことが大事なのよね!

さすが!どんどんレベルアップしていますね✨

そんなの楽勝よ!歳はとってもまだまだ若い人には負けてられないわ!✨

じゃあ、「覚える時間」と「思い出す時間」にも最適な時間配分があるのもご存知でしたか?

え・・・・そんなのもあるの?

ということで、

キーワードは

4:6

休日はたくさん勉強しよっと♪
と思っていても、なかなか勉強が進まないなんてことありますよね。

その原因は、集中力が続く時間にありました。

人間の集中できる時間は、15分〜90分
普段なにもしていない現代人であれば、15分も持たないとも言われています。

いくら時間があっても、集中力の続く時間は限られているのなら、できるだけ短い時間だささっとやりたい。
さらに
学校や仕事が終わったあとに勉強できる時間も体力もそんなに残ってはいないと思います。

すぐ休みたい!できればやりたくない!
そんな、ぐ〜たらな人ほど、人だからこそ
勉強のテクニックを利用して、ちゃちゃっと勉強し、残った時間でぐ〜たらしませんか?

できるだけ短い時間で、効果を最大限に発揮したいと考えるのは当たり前だと思います。

そう考えて、カツセカBlogでは
「分散学習法」や「思い出す復習法」の効果と方法について解説しています。

そこで今回は、既に100年前に発見されてい❗️❓という

「覚える時間」と「練習する(思い出す)時間」の理想的な比率があること証明した研究

について紹介します。

学習や復習方法はいろいろあります。
どれが正解で、どれが間違っているかは今後のブログでも更に解説していきますが

恥ずかしながら、カツノリは学生時代にここで紹介する方法を知らず

参考書をまとめてから問題に取り組もうとする
テキストの大事なところにマーカー線を引く
参考書を何度も読み直す

などを実践し
一生懸命やってもやっても、結果が全くでなく、そうとう苦労していました。
受験が日に日に近くなり、気づいた頃には勉強を始めて3ヶ月。

不安が高まる中、効率が悪いことはわかっていても、とにかく地道に参考書と睨めっこでコツコツ続けていました。

これから紹介する方法を使わなければ、
記憶力は今よりも30%(最大1/2倍)低下とも言われています!

それでは、早速見ていきましょう。

「暗記」と「練習」の理想的な時間配分を求める比較実験

ここでは、1917年に「Archives of Psychology」という雑誌に掲載され話題になった研究について紹介していきます。
Test-Enhanced Learning: Taking Memory Tests Improves Long-Term Retention

Archives of Psychology

ハードカバーからだと1300円程度から読めます。

https://amzn.to/3od2kmY

100年以上も前から「学習の理想的な比率」について研究されているとは驚きですね。

 

1.対象・内容

対象 カリフォルニア州のオークランドにある小学校3年生〜6年生、中学2年生の約200人
内容 「Who’s Who in America」(偉人伝)に登場する人物について記憶する

この研究はアメリカのカリフォルニア州のオークランドにある小学校3年生〜6年生、中学2年生の約200人を対象として、
「Who’s Who in America」(偉人伝)に登場する人物について記憶してもらいました。

2.方法

グループ分け 勉強方法の条件 効果の確認方法
グループ① 9分間(覚える) 3時間後に、人物の略歴を覚えている限り暗唱する試験
グループ② 7分12秒間(覚える) + 1分48秒間(暗唱)
グループ③ 5分24秒間(覚える) + 3分36秒(暗唱)
グループ④ 5分24秒間(覚える) + 3分36秒間(暗唱)
グループ⑤ 1分48秒間(覚える)+ 7分12秒間(暗唱)
グループ⑥ 54秒間(覚える) + 8分06秒間(暗唱)

「Who’s Who in America」(偉人伝)に登場する人物を覚える人数は学年によって変え、
中学2年生は5人、
小学校4〜6年生は4人、
小学校3年生は3人覚えることとされました。

テストまでに行う学習時間は9分と定め、
参加者を6つのグループに分けて、比較を行います。

「暗記」と「練習」の理想的な時間配分を求める比較実験

①〜⑤グループの時間設定は、
「覚える時間:暗唱する時間」の比率で分けています。
①は「10:0」
②は「8:2」
③は「6:4」
④は「4:6」
④は「2:8」
⑤は「1:9」

これらの条件で学習を行った3時間後に、人物の略歴を覚えている限り暗唱する試験を行いました。
*テストは正確な言い回しや正しい順序を気にすることなく、参加者が覚えている限り多く暗唱するものです。

「エドガー・メイヒュー・ベーコン。作家。誕生日は、えっと、1855年の6月5日。バハマ諸島のナッソーで生まれて、ニューヨークのタリータウンにある私立学校に通いました。アルバニーの書店で働いて、それから確か芸術家になって、その後『ザ・ニュージャマイカ』と、えっと『スリーピー・ホロー』を書きました。たぶん」

このように、覚えている限り次から次へと発表させました。
イーディス・ウォートン、
サミュエル・クレメンス
ジェーン・アダムス
ジェームズ兄弟・・・

この試験では200人以上の子どもが、偉人の略歴を延々と暗唱しました。

3.結果

「暗記」と「練習」の理想的な時間配分を求める比較実験2
この研究を始めたコロンビア大学の若き心理学者
アーサーゲイツはこのように結論づけました。

「総じて言ううと、最高の結果が得られるのは、およそ40%の時間を覚えるのに使った後で、暗唱の練習を始める場合だ。暗唱の練習を始めるのが早すぎても遅すぎても、暗唱の精度は低くなる。」
「最適な割合で勉強したグループは、読むことにすべての時間を費やしたグループに比べて30%近く優れていた。」

つまり、

子どもは「覚える時間:暗唱する時間 = 4 : 6」

が最適と導き出されました。

さらに、中学2年生の場合は覚えるのに使う時間の割合はもっと少なく済むようで

「覚える時間:暗唱する時間 = 3 : 7」

の割合で行うと効果を最大に引き出せるようです。

大人は「覚える時間:暗唱する時間 = 3 : 7」で良さそうですね。

最大30%の効果の違いがあるということなので、偉人1〜2人くらい覚えられたのに差がついたということですね。

勉強時間は同じなのに、30%も記憶力UPするなんてすごいわ✨

黄金比率⭕️ は子ども「4:6」/ 大人「3:7」

この研究でわかったことは

今日は読んで覚えるだけにしよう🔥

なんて日を作ることは時間の無駄だということです。

小学生は
「覚える時間:暗唱する時間 = 4 : 6」
中学生以上では
「覚える時間:暗唱する時間 = 3 : 7」

 

この割合が最も「覚える時間」と「練習する(思い出す)時間」の理想的な比率だそうです。

また、実験で「暗唱」が採用されているという点では別記事で紹介した「お〇い出す復習法」が根深く関係していることもわかります。

「〇〇〇出す復習法」は数多くある学習法の「核」となるものなのかもしれませんね。

最後に
まちがえた勉強法でも、継続し続ければ現状よりも確実に学力は伸びます。
ただ、それでは結果が出るまで時間もかかり苦労が大きい分、不安も解消されにくいでしょう。

暗唱という行為は「脳」にとっても、とても負荷がかかる苦しいことです。
それでも、キツければきついほど「脳」の筋力UPにつながります。
筋力を鍛えるように、脳もカツセカblogと一緒にレベルアップさせていきましょう!

目指すものがある人も、これから見つける人も

カツセカブログでは快適なあなたの学習ライフを応援しています。

カツノリ
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最後まで読んでくれてありがとうございました。
皆さんの学びのお役にたてられたのなら幸いです✨

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