


私も教員を辞めようと思います!!
でも、カツセカさん。わからないんです💦








何がわからないんですか?



・・・全部です!!
そもそもどうやって辞めたらいいのかすらわからない😭
いざ辞めると言っても、一体なにから始めたらいいものかわからないですよね?
カツノリも「辞めよう!」って思った時、





あれ?




辞めるっていってもどうやって?
あれあれ....生活とか、お金の工面とか、失業保険の手続きとかどうやってやるんだろう。
なんて思って、必死に調べたのを思い出します。
そこで今回のテーマは
教員歴7年(うち、2年間の海外派遣)を経験した元教員のカツノリが、








あの時、そうしてればよかったのかーーー❗️❗️
という、
実際に経験したからこそ分かった情報や、
ネットを波乗りして集めた情報をもとに、
【退職時に抱く不安11選❗️❗️】を一挙に解説していきます。
目次
退職の3W1H(When? Who? Why? How?)
いざ、退職しようと思っても
誰に(Who?)
どんな理由で(Why?)
何を出せばいいの?(How?)
などなど、いまいちピンときませんよね。
そこで、この章ではカツノリの退職経験と法律などの根拠を踏まえて解説していきます。
「退職」に興味があればこのまま読み進めてみてくださいね✨
When❓「いつまでに?」退職を伝える
退職するためには最短で
「2週間前」
には、予告の義務があるようです。
教員も適用される、民法第626条第1項によると、
(期間の定めのある雇用の解除)
第六百二十六条 雇用の期間が五年を超え、又はその終期が不確定であるときは、当事者の一方は、五年を経過した後、いつでも契約の解除をすることができる。
2 前項の規定により契約の解除をしようとする者は、それが使用者であるときは三箇月前、労働者であるときは二週間前に、その予告をしなければならない。
しかし、これはあくまでも法律の話。
「担任」、「担当教科」、「部活顧問」という立場であれば、
明日もあなたを待つ児童・生徒の姿があるわけで








突然、「2週間後に辞めます!」と伝えても
快く「オッケーです!!」と言える管理職はいません。
できれば、3ヶ月〜6ヶ月前に「退職する旨」を伝え、
あなたの欠員を補充するための時間を学校側に与えると“優しい”と思います。
もしくは、
6月頃や冬休み前での校長面談
10月、11月での学校内での人事調査
も良いタイミングです。
3月上旬頃に行われる、「校内分掌・担任希望調査」のタイミングで伝えるのは、
法律的には⭕️ ですが、倫理的には❌ (遅すぎる)ようですので注意してください。
でも、
どうしようもなくツライ!!
今、辞めないと心が壊れる!
その時は、
「最短2週間後」
に辞められます!!
Who❓「誰に?」退職を伝える
ズバリ
「校長」
に直接伝えるのが、一番効率的で周りの教員にも広まりにくいでしょう。
それは、「退職」を受理するか否かの決定権をもっているのは「校長」だけであることと、
「他の人には言わないでほしい」と伝えれば、管理職内で退職の話は留まるからです。
しかし、



いきなり校長に話すのはハードル高いなぁ....
と思う方は、
教頭または主幹教諭などに話を聞いてもらい、校長から声をかけられるのを待ってもいいかもしれませんね✨
Why❓「どんな理由で」退職を伝える
どんな理由であっても、
正直に話すと一番心がスッキリします。
下の記事でも詳しく書いていますが、
「退職」はどんなに素敵な理由をつけようと「自分のため」以外の何ものでもありません。
もし、学校に出来るだけ迷惑をかけたくないと思うのなら、
「退職を思いとどまる」か「出来るだけ早く退職する旨」
を伝えてあげるのが良いと思います。




でも、やっぱり周りから「自分勝手」とか「こんなに大変なのに」とか思われたくない💦
のであれば、








詳しくはお伝えできないのですが、理由は家庭の事情で辞めることになりました。
と伝えましょう。
「家庭の事情」とは、気になるが決して深くは干渉してはいけない絶妙な理由のため、都合がいいですね。
*深い事情を聞かれても法的に話す義務はないので、気にする必要はないかと思います。
How❓「どのような手続きで」
手続きはたった1つ。
校長に退職の旨を話し合意があった後、
「退職願」
を校長に提出しましょう。





あれ?辞表じゃないの?
なんて思った方も、教員は「退職願」で大丈夫です。
後日、校長から「退職願(各教育委員会より)」が届くのを待つのでもいいですし、
急いでいるのなら、上画像のように自分で作成してA4サイズで提出するのも可能です。
記載内容は、とってもシンプル
②記載日:◯年◯月◯日
③〇〇教育委員会様
④職名 署名 押印
⑤理由:『私、このたび「一身上の都合により」 ◯年◯月◯日付けをもって退職したいので承認くださるようお願いします。』
そもそも「退職願」、「退職届」、「辞表」の違いってなに?
気になった方はコチラ↓もチェック
「退職願」「退職届」「辞表」の違いとは





よく、辞表とか、退職願とか聞くけど、なんか違うのかしら?
簡単にいうと、
退職届・・・「辞めます!」
辞表・・・・「役職降ります!(降格願)」or「退職届」
という意味だそうです。
更に詳しく説明すると
役割 | |
退職願 | 退職願とは、退職(労働契約の解除)を会社に願い出るための書類のことです。 ※退職を願い出る際には、書面の退職願は必ずしも必要ありません。口頭で伝えても構いません。 書面の退職願を直属の上司に提出することで、退職の意思が固いことを示し、会社に退職(労働契約の解除)の申し入れをした根拠にすることができます。次の転職先が決まっていて、退職交渉の時間が短い場合は準備していくことをおすすめします。 |
退職届 | 退職届とは、退職することが確定したのち、退職を会社に対して届け出るための書類のことです。 ※会社規定の退職届がある場合や、上司ではなく人事部宛てに出す場合など、会社ごとに書類や提出先が異なりますので、直属の上司に確認しましょう。 |
辞表 | 辞表とは、社長や取締役など雇用関係のない立場の人が、務めている役職を辞めることを届け出るための書類のことです。(辞表を提出し役職を外れた後、一般社員として勤務を続ける場合もあります) 公務員が辞めることを届け出る場合も辞表を提出します。(退職届と同じ扱いになります) 会社員など雇用されている人の場合は、辞表の提出は必要ありません。 |
お金の問題「い・ろ・は・に・ほ・へ・と」
退職して、まず考えることは
「お金」
の問題ですね。
すでに転職先が決まっている人は、悩む必要はないかもしれませんが、
これから仕事を探す人にとっては出来るだけ、賢くすごしたいものです。
もらえるお金は限界までもらう
支払いは限界まで安く
をモットーに、最もシビアなお金の問題について解説していきます。
【退職金編】途中で辞めた教員の「退職金」はいくら!?
定年退職でなく途中で退職される方は「退職金」とは呼ばず、「退職手当」と呼ぶのが一般的なようです。
しかし、なんともシビアな現実が。








辞めただけでは、「退職手当」は手に入りません💦
「退職願」を出した後、
特定の期間内に「5つの書類」を提出する必要があるのでご注意ください!
*都道府県や自治体によって提出書類は違いますので、所属の学校または教育委員会へお問い合わせください。
詳しくはこちら↓の記事で説明しています。
【税金・節税編】辞めても追ってくる3つの「税金」
退職したあなたは



高い税金から解放されたーーー!!
と思うかもしれませんが、実は実はそうではありません。
退職しても、やってくるのが3つの税金。
特に「住民税」は「所得税」と違い、請求が一年遅れでやってきます。
退職した次の年、もしくはその次の年まで安くはなりませんのでご注意ください。
詳しくはコチラ↓の記事で説明しています。
【確定申告編】「確定申告」って必要?



確定申告、確定申告、確定申告って言ってる人いるけど、正直全く意味がわからないの。





私たち教員も確定申告しなきゃいけないの?カツセカさん。








教員なら、医療費が10万円超えたり、ふるさと納税をしたりする人なら確定しないと損ですよ。




え...そうなの????....
【確定申告って何?】
確定申告とは、
1年間分の確定した所得を申告する
ものです。
年収と所得の違いを知りたい方はコチラ→年収と所得は違うの?
【対象者】
対象対象者はコチラ↓✨
給与が2000万円以上ある人
副業している人(年間20万円以下でも、住民税に関する申告は必要)
昨年、会社を退職した人
住宅ローン1年目
医療費控除やふるさと納税した人
不動産収入がある人
株や不動産を売却した人
必要書類や、申告方法、どんなお得があるの?などが気になる方は、
コチラ↓で詳しく解説してるので、
気になったらチラッとのぞいてみてくださいね✨
税金が安くなる最高のシステム「控除」って何?という方はコチラ↓です。
いえいえ、早速「確定申告」書類つくっていきたいという方はコチラ↓
【健康保険編】どっちが安い論に終止符!!損しない選び方
ここでいう「健康保険」とは、「公的医療保険」のことを指し、
病院で使う「保険証」をもらうための会費のことだと思ってください。
実は、私たち教員は、
病院で使う「健康保険証💳 」を受けとるのに毎月会費を払っています。
教員のカツノリは、報酬月額34万円で毎月1万5千円ほど払っていました。
そして、退職すると、その値段は2倍になります❗️





どうしてなのーーーー❓💦
詳しくはこちら↓の記事で説明しています。
【年金編】途中で辞めた教員が払う年金はいくら?
ここでは、
【年金編】実際いくら払い続ける教員の「年金」❓教員が知らないお金の真実。
をテーマに、以下の10項目に分けて解説していきます。
【公的年金制度】退職後の選択肢は3つ❗️
年金(公的年金制度)って実際いくら払うの?
年金っていつからもらえるの?
年金って実際いくらもらえるの?
国民年金がもらえない❗️❓受給資格には必要な支払い年数がある。
退職した人の年金加入手続き
年金受給の手続き
困ったぞ〜💦 こんな時どうする❓❓
公的年金保険って絶対入らなきゃダメ❓
詳しくはこちら↓の記事で説明しています。
「生活費」はいくら?
詳細は、カツセカBlogで順次掲載予定!
【失業手当編】公務員は失業手当がもらえない?!
失業後ハローワークに申請することでもらえる支給金のことを
「失業手当」
といいます。



さて、教員も退職したし、まずはハローワークに行って失業手当でも申請しようかしら。
と考えている、そこのあなた。
残念ながら、教員は失業手当をもらえません💦





がーーーーーん💦❗️❗️
と、ここで話を終えてもよいのですが、それではあまりにも救われませんね。
実は、「失業手当」をもらえる教員もいます。
また、失業手当をもらえないからといって、ハローワークに行かないという選択はもったいない。
無料で講座を開いては、学びの場を提供してくれる
「ハロートレーニング(無料💰)」
も魅力的です。
詳しくはこちら↓の記事で説明しています。
【まとめ】無知は損をまねく🙀
「税金は無知の罰金」この有名な言葉にもあるように、
退職の仕方にも「損得」があります。
何も知らないまま辞めると





貰えるものが貰えなかった💦





払わなきゃいけないのに、払ってなかった💦
などの重大なミスを犯してしまうかもしれません。
「退職」するにも「知恵や作戦」は必要です。
何も知らないで辞めるよりも、数倍得する方法があることが身に染みて分かりました。
今後もカツセカBlogでは特に「教員」にとって有益な情報を掲載していきますのでブックマーク!!よろしくお願いします。
目指すものがある人も、これから見つける人も
カツセカブログではあなたのセカンドライフを応援しています。








最後まで読んでくれてありがとうございました。
皆さんのお役にたてられたのなら幸いです✨
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