


精神疾患5500人!?




いや.....これは....その.....



私の子どもも教師やってるのに...😭




・・・・・💦


大丈夫かしら...あの子
と心配しているのは、実は保護者だけではありません!!
現場にいる教員も自身も「自分、大丈夫かな〜💧」と脳裏に浮かぶこともしばしば。
最近、
怒りっぽくなった。
子どもの言動をおおらかに見れなくなった。
ちょっとのミスでもかなり悔やむ。
残業・休日出勤当たり前。
となっているあなたはぜひ、この先も読んでください!!
抱えているのはあなただけではありません!!
だいじょうぶ。
あなただけがしんどいのではありません。
カツセカBlogでその悩みを共有しましょう。
自分の心が弱いなんて思う必要は全くありません!!
教育界の闇Top3
教育界には、無常にも心折られる出来事があります!
教員歴7年のカツセカが勝手に紹介する「心折られる出来事」ランキング♪
堂々の第一位はこちら⬇️
第①位・・・意味不明なクレーム
これはつらい、カツノリも初任3年目までは定期的にクレームがありました。
納得できるものから、そんなん言われても困るんじゃ!ってことまで。
「席替え」
これは、結構ナイーブな問題ですね。
親が出てきて、



うちの子の席どうなってんの?学校行きたくないって言ってるんだけど。どうしてくれるの!?🔥 あの子は友達となれて、私の子は離れてるってどういうこと!?🔥
これには、相当やられました。
昨日まで「先生のおかげで」なんて言っておきながらの急転直下。
直接、理由を話そうと思い家庭訪問に行っても、門前払い。
子どもの言いなりになってしまった親って大変です。
続いて
「1年生を迎える会出し物」
当時、「ラッスンゴレライ♪ラッスンゴレライ♪ラッスンゴレライってなんですの?(8.6秒バズーカ)」が爆発的人気を誇っていました。
5年生の学年主任と1年生を迎える会チームの子どもたちが指揮をとって
「ラッスンゴレライのリズムに乗せて学校のルールを教えよう」となりました。
しかし、ここで問題が発生🔥
「ラッスンゴレライ」をやるということを聞きつけた保護者から連絡があったのです。
ちょうどその時、2chで8.6秒バズーカが「反日」だとか「原爆」を表しているなど炎上中。



そんなものをやらせるんですか?変えれないんですか?!🔥 子どもがそう言っているので、なんだか私もそう思います❗️
ぐはっ!!!これ以上はノーコメントです。結局、踊りましたけど。
当事者のその子も、結局、笑顔で踊っていたという謎。
*もちろん、ここには挙げていませんが、他のご意見の中には「ごもっともです」というものもあり精進するばかりです。教員は常識がないなどと揶揄されることも頻繁にあります。それはカツノリ自身にも感じます。しかし、声を大にして言いたいのは、子どもに振り回される親には対応が困るということです。
第②位・・・「子どもが学校に行きたくないと言っている。」
ズドーーーーーン❗️❗️
これは、やられます。
これまで、
・どんなことをしたら子どもたちが友達と良い関係を結べるか
・勉強ができるようになるか
など多種多様に策を講じ、注意深く観察してきたにもかかわらず、
この瞬間は「誰にでも」瞬く間に襲ってきます。
その瞬間、あらゆることを振り返るのです。
自分の言葉
いじめはなかったか
めぐるめぐるその思いで夢にもでてくるほどです。
カツノリの場合は、「ゲーム内のトラブル」が原因でした。
ゲームの中で、「あれ言われた、これ言われた」。
もはや、いつ言われたのかもはっきりしないくらい前のことを引っ張り出して話すものだから収集がつかない。
保護者の知らないところで、課金、チャット、深夜まで。
子どもに任せている家庭も多いのでツラかった〜😭
第③位・・・「もう体がもちません!!24時を回ればシンデレラボーイ」
これも、つらい。過労死ライン80時間をゆうに超える実働時間です。*個人差はあります。
朝は7時出勤、夜は21時退勤。1日の時間外労働は約5〜7時間。
教員は、給食も、休み時間も子どもと常に一緒。
授業が終わった後は、教室掃除、居残り学習。
子どもたちが帰った後は、教室の整頓、宿題・テストの丸つけ、ここまでで時刻はすでに退勤時間。
さらにここから、会議・打ち合わせ、提案資料作り、学級通信、授業準備、イベントがあればそれの準備など全てを行おうと思ったら全然時間が足りない。
18時に帰れれば万々歳の生活が丸5年続きました。
15:45〜16:30の休憩時間なんていうのは名ばかりで、休んでる暇があるなら仕事するという人がほとんど。
ベネッセ教育総合研究所 第6回学習指導基本調査 DATA BOOK(小学校・中学校版) [2016年]によると、教員の勤務時間は平均11時間30分以上なんだとか。
もちろんこれは、「仕事ができない」という力量の足りなさが原因なのかもしれませんが、30年勤めたベテランでも大差ありません。
ほとんどの人が早めに出勤し定時に帰れず。これが現実です。
もちろん、中には早くに家路に着く方もいるので一概には言えませんが、カツノリを取り巻く環境はそうだった!という話です。
これにともなってか、文科省によると、ここ10年間休職する人数は横ばいのまま減少していません。
では、実際どれほどの人数が「心の病」で現場を離脱しているのでしょうか。
心の病で休職する人数
心の病とは主に精神疾患と呼ばれる、「鬱病・統合失調症・躁鬱病」のことを指します。
憧れの教員・職業になっても、理想と現実にはギャップがつきもの。
実際に、精神疾患(心の病)による病気休職者は毎年どれくらいいると思いますか?
①50人 ②500人 ③5,000人 |
答えはコチラ⬇️
文部科学省が行った、
教育職員の精神疾患による病気休職者数の推移(平成21年度〜令和元年度)調査では、
全国の公立小学校〜高等学校約36,000校(約920,000人)までを対象としています。
この調査によると、
毎年約5500人の教員が精神疾患による病気休職しているようです。
これは、全体の教員在職者に占める0.59%らしく、
つまり、約7校に一人、約170人に一人は「精神疾患による休職者」だそうな。
平成21年度より以前の調査記録はないため、10年以上前と比べることができませんでした。
また、日本には920,000人も抱える大企業はないため、
*従業員数TOP企業のトヨタ自動車は約75,000人
(日本の大企業の従業員数ランキング1位~3737位の会社一覧【2021年最新版】)
この5500人が多いのか少ないのかは定かでありませんが、明日は我が身の精神ですね。
「世代別ランキング」精神疾患休職者数
ここでは、20代〜60代別にみる精神疾患休職者数をランキングしていきます。
あなたの世代が1位かも❗️❓
ここで、問題です。
20代、30代、40代、50代、60代は
「A、B、C、D、E」のどれに当てはまるでしょうか。
結果はこちら⬇️
第①位・・・A「50代」(1,705人)
第②位・・・B「30代」(1,477人)
第③位・・・C「40代」(1,380人)
第④位・・・D「20代」( 832人)
第⑤位・・・E「60代」( 84人)
休職者世代の第①位はなんと「50代」!!
詳しい理由はこの調査報告では述べられていませんでしたが、
50代と言えばまさに管理職世代。
「教頭」、「主幹教諭」、「教務主任」、「学年主任」までどれかはこなしていく世代。
自然とその責任も重くのしかかり、人によってはその重責と労働時間に耐えかねて自ら役職を降任する人も珍しくありません。
第②位は我らが「30代」!!
何を隠そう、カツセカBlog運営主のカツノリも30代で辞任を決意したわけですが、
やはり色々ある30代ですね。
どんなことがあるかというと、「カツノリ・・・教員辞めるを決断した二つの理由」</b>が載っている下の記事をクリック!
第③位は「40代」!!
こちらも、ベテランの域に達した百戦錬磨の猛者たちが集う世代です!
まさに、これからビギナーからミドル教員にとって最も身近で頼れる存在として活躍する時期。
人生なにが起きるかわかりませんね。
非情なことに、カツノリの予想に反して若い世代よりもベテラン世代の方が圧倒的にダメージを受けているようでした。
積み重なる苦労とその重責が、健康な心を苦しめていくのでしょうか。
なによりも!若い世代の心が挫けにくくてよかった!ということです✨
続きまして、都道府県別にもみていきましょう!
「地域別ランキング」教員の精神疾患休職者率
あなたの街は天国かはたまた修羅の道か!?
ここでは、文部科学省によって行われた公立学校教職員の人事行政状況調査に基づいて
地域別にみる精神疾患休職者【率】をランキングしていきます。
危険な匂いがプンプン香る休職【率】地域Worst3
ここは教員のユートピアか❓栄光の休職【率】地域Top3を一挙大公開❗️❗️
今回エントリーしたのはこの地域だ!!(実況風)
「山梨県」「川崎市(神奈川県)」「浜松市(静岡県)」「大阪市(大阪府)」「兵庫県」「沖縄県」
「A、B、C、D、E、F」には一体どこの地域が当てはまる</b>のかお楽しみに❗️❗️
結果はこちら⬇️
危険な匂いがプンプン香る地域 休職【率】堂々のWorst3❗️❗️
堂々のWorst3コチラ⬇️
第①位・・・A「沖縄県」1.24%(190人)
第②位・・・B「川崎市(神奈川県)」1.05%(69人)
第③位・・・C「大阪市(大阪府)」1.02%(133人)
なんと、なんと!!第一位は
「ナンクルナイサー」で有名な、沖縄県。「ナンクルナイサー」では乗り切ることができない闇が潜んでいそうですね💦
2位、3位ともに政令指定都市の川崎市、大阪市。大きな街には、色々あるもの。少年たちの非行か、それとも教員にかけられる多大なる重責か。
続いて、最も精神疾患休職率が低い地域として、栄光に輝いたのはこの地域だ❗️❗️
精神疾患休職率が最も低い地域Top3
第①位・・・D「兵庫県」 0.15%(47人)
第②位・・・E「山梨県」 0.17%(12人)
第③位・・・F「浜松市(静岡県)」 0.21%(8人)
生えある栄光の一位に輝いたのは、北川景子、戸田恵梨香、有村架純、ダウンタウンなど名だたる芸能人出身の「兵庫県」でした✨
2位、3位の山梨県、浜松市に比べると人数は多いですが、それほど兵庫県は教員の数も多いということでしょう。
勤めるなら職場環境の良さそうな、この三つの地域も視野にいれると良いかもしれませんね。
これから、教員になろうと思っているあなた❗️ いつか引っ越しを考えているあなた❗️
知り合いがたくさんいる地元で過ごすのもいいですが、
以下に⬇️「地域別休職者率1位〜67位」までまとめたので、興味があれば参考にしてください✨
順位 | 地域・教員休職率(%)(人数) | 順位 | 地域・教員休職率(%)(人数) | 順位 | 地域・教員休職率(%)(人数) |
1 | 沖縄県 1.24%(190人) | 23 | 茨城県 0.60%(137人) | 46 | 山口県 0.47%(55人) |
2 | 川崎市 1.05%(69人) | 23 | 新潟県 0.60%(87人) | 48 | 長野県 0.46%(81人) |
3 | 大阪市 1.02%(133人) | 23 | 愛知県 0.60%(237人) | 48 | 島根県 0.46%(35人) |
4 | 神戸市 0.98%(81人) | 23 | 鹿児島県 0.60%(99人) | 48 | 北九州市 0.46%(24人) |
5 | 東京都 0.97%(633人) | 28 | 三重県 0.59%(87人) | 51 | 岐阜県 0.45%(76人) |
5 | 横浜市 0.97%(161人) | 29 | 鳥取県 0.59%(34人) | 52 | 大分県 0.44%(44人) |
7 | 京都市 0.95%(69人) | 30 | 静岡県 0.58%(18人) | 53 | 徳島県 0.43%(31人) |
7 | 福岡市 0.95%(73人) | 31 | 京都府 0.57%(64人) | 53 | 愛媛県 0.43%(48人) |
9 | 相模原市 0.93%(29人) | 32 | 広島県 0.57%(81人) | 55 | 福井県 0.42%(30人) |
10 | 名古屋市 0.88%(99人) | 33 | 佐賀県 0.56%(47人) | 56 | 山形県 0.41%(38人) |
11 | 大阪府 0.82%(336人) | 34 | 埼玉県 0.54%(215人) | 56 | 岡山県 0.41%(51人) |
12 | 千葉市 0.81%(36人) | 34 | 神奈川県 0.54%(144人) | 58 | 秋田県 0.38%(32人) |
13 | 堺市 0.80%(36人) | 34 | 奈良県 0.54%(55人) | 58 | 福島県 0.38%(46人) |
14 | 岡山市 0.74%(27人) | 34 | 長崎県 0.54%(66人) | 60 | 香川県 0.37%(30人) |
15 | 札幌市 0.69%(59人) | 38 | 千葉県 0.52%(184人) | 60 | 仙台市 0.37%(20人) |
16 | 新潟市 0.68%(28人) | 38 | 宮崎県 0.52%(53人) | 62 | 静岡県 0.31%(59人) |
17 | 宮城県 0.65%(82人) | 40 | 和歌山県 0.51%(46人) | 63 | 石川県 0.30%(27人) |
17 | 高知県 0.65%(48人) | 41 | 栃木県 0.50%(77人) | 64 | 群馬県 0.28%(44人) |
19 | 熊本県 0.63%(72人) | 41 | 富山県 0.50%(43人) | 65 | 浜松市 0.21%(8人) |
20 | さいたま市 0.62%(36人) | 43 | 青森県 0.49%(55人) | 66 | 山梨県 0.17%(12人) |
21 | 広島市 0.62%(38人) | 43 | 福岡県 0.49%(112人) | 67 | 兵庫県 0.15%(47人) |
22 | 岩手県 0.61%(71人) | 45 | 熊本市 0.48%(19人) | ||
23 | 北海道 0.60%(216人) | 46 | 滋賀県 0.47%(58人) |
精神疾患で毎年退職する〇〇〇〇人
年間約1100人
これは精神疾患によって辞めていった教員の人数です。
病気の中には、精神疾患(鬱病や統合失調症など)も含まれ、
病気退職者(約1800人)のうちの約60%にあたるようです。
精神疾患の原因も様々ですが、実際に7年間教員をして思うことは、
- やってもやっても終わらない仕事量
- 地域との人間関係
- 保護者・子どもとの距離感
- 職員室の雰囲気や人間関係
など、ストレスは極めて大きいです。
行事や、日常業務などやったほうがいいものが「足し算」的に増え続けているのも事実です。
増やしたものは、長期間に渡って続けていくため文化となり、なかなかやめることができません。
仕事に対する「引き算(廃止)」がしにくい教育の現場。
時間内では仕事が終わらないので、毎日残業だらけ。
土日のどちらか休日出勤するのも、珍しくありません💦
保護者や子どもとの距離感や関わり方は年々難しくなり、なんとか穏便に過ごすので必死という話もよく聞きます。
教員の退職理由が知りたいという方はコチラ⬇️の記事をご覧ください。
「逃げ」てもいい❗️❗️生きているのなら
最後に、精神疾患になってしまうほど、自分を追い込んでしまうのは教員になってしまう人の特徴でもある責任を全うする使命感にあるでしょう。
教育現場では、
「子どもに力がつかなかったら、教員の責任。力がつけばその子の努力。」
という合言葉があります。
我々、教員はいつも子どもの成長を願うばかりに、自分にも大きな責任を課しています。
精神疾患で休職・退職してしまう人は、なおさらその責任を大きく感じ、耐えられなくなった時、まるでジェンガのように大きく崩れてしまうのでしょう。
ありがたいことに、教員は最長3年間の休職制度もあります。
もし辛かったら、一度離れて心のパワーを貯めてみるのもいいかもしれませんね。
なによりも、無理せず。自分の体を1番大切にしてくださいね✨
カツセカBlogでは今後の記事で「退職手続き」に関わる
辞めた後の生活って大丈夫かな?
辞表って出すのかな?
退職金っていくらもらえるんだろう?
税金って辞めても払うの!?どうしよう....(住民税、所得税)
健康保険証もなくなるの?!病院通えないよ。(健康保険証)
年金はどうやって払うの?
そういえば、1年間にいくら生活費かかるんだろう。
確定申告?自分で税金の申請なんてできるかなぁ。
ハローワークに行けば失業手当がもらえるってほんと?
など、みんなが必ず抱く不安を一手に引き受け、カツセカBlogで全て解説していこうと思いますで、今後もよろしくお願いします。
目指すものがある人も、これから見つける人も
カツセカブログではあなたのセカンドライフを応援しています。




最後まで読んでくれてありがとうございました。
皆さんのお役にたてられたのなら幸いです✨
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